和時計をご存知でしょうか?
針は動かず、文字盤のほうが回転するという、独特の仕組みをもつ時計です。
どんな技術を使ってもデジタル化が難しいといわれています。
この時計のことを知ったとき、「未来が運ばれてくる」という感覚を日常に取り入れたくなりました。
そこで、自分でこの時計を作ってみることにしました。
作ってはみたものの、いざ読もうとすると読み方がわかりません。
そこで少し調べてみました。
たとえば、8時10分は 辰の刻・五つ(いつつ) です。
和時計の数え方は、夜中の0時(子の刻)と正午(午の刻)を「九つ」として、そこから二刻ごとに八・七・六・五・四…と数を減らしていく独特の方式です。
| 刻 | 時間帯 | 数 |
|---|---|---|
| 卯の刻 | 5:00–7:00 | 明け六つ |
| 辰の刻 | 7:00–9:00 | 五つ |
| 巳の刻 | 9:00–11:00 | 四つ |
つまり、和時計の時刻は「2時間おき」に区切るだけで、分単位はないのでしょうか?もっと細かく分ける方法がないか調べてみると……
和時計の基本単位は「2時間ごと」ですが、実はもう少し細かい区切り方もありました。
さらに細かく分ける方法(30分ごと)
辰の刻(7:00〜9:00)を4等分すると:
| 時間帯 | 呼び方 |
|---|---|
| 7:00〜7:30 | 辰の刻 一つ(ひとつ) |
| 7:30〜8:00 | 辰の刻 二つ(ふたつ) |
| 8:00〜8:30 | 辰の刻 三つ(みっつ) ← 8:10はここ |
| 8:30〜9:00 | 辰の刻 四つ(よっつ) |
なので、8時10分は「辰の刻 三つ」と表せます。
もっとざっくり「前半・後半」で言う方法
- 上刻(じょうこく)= 前半1時間(7:00〜8:00)
- 下刻(げこく)= 後半1時間(8:00〜9:00)
8:10 は「辰の下刻」とも言えます。
ただ、和時計はもともと
お日さまの動きに合わせて夏冬で1刻の長さが変わる仕組みだったので、
「8時10分ぴったり」みたいな分単位の精度は江戸の人は気にしていなかったんです。
「だいたい辰の頃合い」というふんわりした時間の感覚が、和の暮らしらしいですね🌸
今回は「和テイスト」ですが、時間がきてくれるっていう感じでは
西洋の時計も文字盤が左にきてくれればいいよね!
ということで、現代版未来時計なるものを作成してみました。
こっちのほうが良いかな〜。
未来をわくわく受け取る生き方。はじめてみませんか?今回は「和テイスト」の時計を作りましたが、「時間がやってくる」という感覚は西洋の時計でも同じ。
あなたはどちらがお好みですか?


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