私は養豚業での獣医師でもありましたので、豚へのレイキ体験はだいぶ豊富だと思います。
特に、養豚場では以下の意図しない事故が起こりがちで、この場合レイキが効果的です 。
- 食いどまり
- ストレス(初産時など)
- 母豚に踏みつけられて瀕死の状態
- 軽度のまた開き
- 中耳炎
それぞれの方法は、以下の通りです。
食い止まり
養豚場では授乳中の母豚に沢山餌を食べさせる習慣があります。
このこと自体の善し悪しはここでは議論しませんが、食い止まった場合の豚の胃や消化器系、
肝臓に負担がかかっていることは明白です。
この時、豚の胃、肝臓の部分をレイキしてあげると、立ちあがって食べるようになった経験が何度もあります。
| この豚さん、数日間食いどまりということで、 こんな寝方をしていて状態が悪かったのですが、 | ↓レイキを試してみたら、立ちあがって受けてくれました。 よし、餌だ!!ということで、少しあげてみたら、食べた!!私も少し驚きました。 |
| このまま回復!とはいかなかったのですが、たった1回の10分程度のレイキでこれだけ回復するのだったら、 もっと早い段階でしてあげれば、だいぶ症状の緩和につながりそうですね。 | |
初産時などのお産ストレス
お産前後のストレスで落ち着かない母豚には、頭頂部をレイキしてあげて数分すると落ち着きます。
特に初産の母豚には、このレイキによるリラックス効果が初めての分娩柵、
初めての餌などの環境、そして初めてのお産になれる効果が見られます。
豚の周産期のトラブルとして、まれに育児放棄や子豚の噛み殺しを起こすことがありますが、
レイキはその場合でもメンタル面での良いサポートになり、飼育担当者がレイキを出来ると良いです。
実際に、噛み殺しを起こした母豚とその周囲にはストレスやトラウマ、邪気が蔓延しており、
アニマルレイキでそれを癒してあげることが出来ます。
圧死
もちろん状態にもよりますし、内臓破裂などを起こしていれば、無理です。
早期発見できれば、子豚を両手で包み込むように持って、数分間レイキをすると呼吸が落ち着き、
つぶされたショックから早く立ち直ることが出来ます。
また、良く圧死を起こす母豚にもレイキをしてあげると、ストレスから癒され、母性が出てきますので、圧死対策にもお勧めです。
また開き
試しにやってみたのですが、これは効果がありました。
股関節のところから、開いた骨盤を正常な形にして数回足を屈伸させ、足の裏からレイキを送ります。
(1分でだいぶ良くなりました。5分やることをお勧めします)
生後直後の子豚は、生きる意図がある、生命力にあふれているので、
全体を通して、比較的治癒しやすいです。
中耳炎
レイキをさせてもらったのは、養豚場で大人の雄豚が耳を傾けながら、くるくる部屋を回りながら前足で耳を掻こうともがいている状態を見つけたからでした。
中耳炎はひどくなると、斜傾を起こしますが、おそらくその寸前でした。
頭にそっと手を近付けると、病腺からヒビキという信号が出ていて、
そのまましばらくいると、私の近くで座り込んで落ち着いたので、しっかり患部に手を当てて、
10分程度レイキをしたところ、そのままぐっすり眠ってしまいました。
そのあと、農場の方に抗生物質で治療をするようにお願いし、2カ月後はすっかり元気な姿になっておりました。^^特に頭部のあたりはレイキが流れやすい傾向があるので、レイキを使える機会も多いと思います。
肺炎へのレイキ
・伝染病による肺炎について、レイキをして症状を改善させることは可能ですが、根治させることは困難です。
伝染病が農場内に存在すること自体が原因ですので、その原因を取り除いてあげないかぎり、難しいでしょう。
なぜならば、病気の豚の生き、そして死ぬ意味が、そこにいる人がその豚の命を使って、いかに学ぶか、ということにフォーカスされるからです。
そのことに気付いた時に、私はショックを受けましたが、それならそれでやれることをやるのが豚を管理する人の役割だと考えます。
・明らかな環境不良状態に豚を飼養し、病気が出たからと言って薬で治療するのは、本質からしたら、論外です。
豚に感謝して飼っているのならば、そのようなことが起こるわけがありません。
これだけ飼養技術に関する情報が沢山ある中で、これは単純な自分の非論理的な正当化であり、そもそも薬剤というのはそのために使うものではないからです。
環境改善をして食品として人類に貢献してくれる豚に感謝の意図を伝えたときに
初めて一つの治療の選択肢として薬剤が出てくるのです。
農場HACCPでは、農場の畜産動物の飼養方法もしっかり管理しますが、
その程度のことが出来ないようでは、動物用医薬品を使用するレベル以前なのです。
レイキが効く場合の考察
意図に反して、想定外の事故など、ということが前提です。
産業動物のほうが、人のカルマをもらってくれる犬や猫に比較すると、
病気の起こり方やレイキの効果は、比較的シンプルです。
ただし、大型の伝染病など、人間の手に負えない場合は別の生物学的な意図が働いている場合があります。
このことはいつか機会があったら書いてみたいと思います。
アニマルコミュニケーション
アニマルコミュニケーション:人に食べられる運命の豚と話すのは、ちょっと気が引けていましたが、 動物と話せるようになってから気づいたのですが、
豚は結構お話してくれるので、何度か会話をしたことがあります。豚へのインタビューですね。
食い止まった母豚
「なんで食べなくなっちゃったの?」
なんでも、「分娩舎へ来て、夏の暑い時期で、暑いなあ、と思いながらも頑張って子豚を産んだら、ごはんが今までと違うのが来て、しかも毎日毎日量が多い!!っつーの!!」と言っていました(^_^;)
「で?どうするの?」と聞いたら、
「赤ちゃんを育てなきゃいけないので、これからはちゃんと食べるよ」というお答。
それからそのあとどうなったのかを農場主さんにお聞きしたら、餌を取り変えたら(ストール)食べるようになった、ということでした。母豚がしっかり自分の役割を理解し、そんな大人同士の会話をさせて下さったことに、感謝。
雄豚。3歳くらいでしょうか。
「ここにいてどう?」
「あーー、今回は豚の役目でここにいるから、全うするよ~。じゃ、またね」だって。
腹で子豚が下痢をしてしまった母豚。
「え、何が下痢を起こしたの?」
「・・・ここ、ドアが開くたびに、寒い!!!」
せき込んでいる肥育豚
遠隔で治るのと、治してほしくなくてエネルギーを拒否するのがいました。
エネルギーを拒否した子に「どうして病気でいるの?」
「みんな(人間)に徹底的に学んでほしいから」
・・・私、絶句です。
実感として、そうですね、60日齢くらいまでは、思考とか大人っぽい意識とかはないかな。人間とおなじですかね。
母豚になって3産くらいになると、たいてい向こうから話しかけてきますね。^^
そんなわけで、結構人間のやることをシビアに観ている豚さんたちです。
養豚をされる方にも、敬意を持って接していただきたいと思います。
